江戸時代の循環型社会について4

今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします!
またまた江戸時代のお話です。
はい!
江戸時代のお米は非常に貴重なものでした。
パンないですもんね。
実はパンはあったんですよ。
えーー!
鉄砲とともに伝来したとされています。
そうなんですね!
パンの話は置いといて。
お米は年貢としてお金の代わりにもなっていましたよね。
江戸時代パンあったんだ…。
江戸ベーカリー!?
はいはい!お米の話ですよ。
お米は藁も生み出しますね。
あ、すみません。
藁ありますね。
藁を雨具にしたり草履にしていましたね。
衣食住の衣です。
ふむふむ。
さらに畳にしたり、土壁の材料にしたりと、
衣食住の住も藁は活躍していました。
確かに!お米、藁すごいですね!
衣食住の食は、藁を使って納豆を作ることもありますね。
主食の穀物の副産物で生活が豊かになる。
改めて考えるとすごいことですね。
江戸時代は高度な循環型社会です。
はい!真似できるところはしっかり真似しましょう!

衣食住に植物を再利用

江戸時代には植物を徹底して再利用するシステムもできあがっていました。衣食住に必要なものは、ほとんどすべて植物でできていました。
米を収穫した後に残る藁は、編み笠や草履といった日用品、米を運ぶための俵や藁葺き屋根の材料になりました。竹は、桶や物干し竿といった日用品から、建築材料として幅広く利用されていました。

江戸時代は高循環型社会

江戸時代は、「ゴミ問題」を解決するためにリサイクルをしていたわけではありません。もともとモノが少なく、ほとんどのものが貴重な資源でした。新しいものは高価で簡単には手に入らなかったため、ほとんどすべてのものがゴミにならずに、使われ続けていたのです。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。