COPについて(その2)

今週もよろしくお願いしますー!
よろしくお願いします。
先週の続きですが、パリ協定はですねー。
ちょ、ちょっと待った!
今週は京都議定書からパリ協定の前までにします!
わ!「COP」で、3週いきますか?
ダメですか?
問題なしですッ!
まずは、京都議定書ですね。
京都議定書は先進国にだけ
温室効果ガスの排出量削減が課せられました。
ふむふむ。
これまで温室効果ガスの大半は先進国が排出していたからですね。
そうなんですが、
2001年に経済成長を優先することを理由にアメリカ合衆国が離脱しました。
なんと!
そうなるとどうなります?
困っちゃいます!
まあそうですね。
徐々に他の国も参加しなくなりました。
なんてこったー。
ま、そうなりますよね。
そこで、全ての国が参加する枠組みができました。
そうこなくっちゃ!
はい!で、ここからはまた来週。
ズコー!

京都議定書

京都議定書は、先進国に対して、法的な拘束力を持ったGHG削減の数値目標を国ごとに設定し、2008〜2012年の第一約束期間に先進国全体で1990年の排出実績に対し約5%削減を達成することを定めました。GHG削減プロジェクトや排出量取引を行う「京都メカニズム」が導入されるなど、これまでにない国際的取組みが盛り込まれました。日本は6%を削減することが義務づけられ、達成しました。

カンクン合意

メキシコのカンクンで開催されたCOP16での合意文章です。2050年までの世界規模の大幅排出削減などを共有のビジョンとし、資金や技術面などでの途上国支援措置や、先進国、開発途上国のGHG削減対策について測定・報告・検証(measurement, report, verification : MRV)のルールをそれぞれ定めるなどの内容となっています。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。