【その他】に関する分野からの出題(その4)

今週もよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今週は地球温暖化についての問題です。
お、環境といえば地球温暖化。基本的な分野ですね。
パリ協定の内容についてです。
パリ協定は、有名ですよね。
もちろん知ってますよ。

【その他】に関する分野からの出題(その4)

パリ協定では、温室効果ガスの削減目標を先進国ごとに設定した京都議定書とは異なり、各国が自主的に緩和に関する約束を作成・提出し、約束を達成するための国内対策を実施する。

第 24 回過去問題第 1 問から出題

解答 : 1

パリ協定と京都議定書は似ていますが、大きく違う部分があります。
うんうん、違いますよ。うん。
どこが違いますか?
場所が違いますよ!もちろん。
ヨーロッパと、日本ですよ!違います。うん。
…。
京都議定書の方が先で、
京都議定書で見ててきた問題を、パリ協定で改善したと考えてもいいですね。
ふむふむ。
先進国だけだった京都議定書から、
世界各国が対象になったのがパリ協定です。
ですよ。その通り!
…。

【その他】に関する分野からの出題(その4)

パリ協定では、温室効果ガスの削減目標を先進国ごとに設定した京都議定書とは異なり、各国が自主的に緩和に関する約束を作成・提出し、約束を達成するための国内対策を実施する。

第 24 回過去問題第 1 問から出題

解答 : 1

解説

パリ協定は、京都議定書とは異なり、各国の約束の内容を自ら決定し、それを国際的に公表、実施するという方式を取っています。その実効性を確保する観点から、グローバル・ストックテイクなどの画期的な透明性を確保する制度が導入されました。途上国を含めて、各国が実施した気候変動対策は、国際的な制度の下で報告が行われ、国際的な評価の対象になります。

パリ協定の課題

2015年の国連環境計画(UNEP)の報告書では、各国の約束草案の排出削減目標を足しても、現状においては2℃目標には十分でないことを指摘しています。
今後、各国が作成すべき長期的な戦略や、取り組みを強めていく必要があります。

グローバル・ストックテイク

グローバルは地球、ストックテイクは棚卸しという意味です。
パリ協定の目的や長期目標と比較し、国際社会全体の温暖化対策の進み具合がどの位置にあるのかを、各国による温暖化対策や支援に関する状況や、最新報告書などの情報を基にして、5年ごとに評価するという仕組みです。

京都議定書

先進国に対して、法的な拘束力を持ったGHG削減の数値目標を国ごとに設定し、2008〜2012年の第一約束期間に先進国全体で1990年の排出実績に対し約5%削減を達成することを定めました。

この問題の掲載は東京商工会議所の許可を得て掲載しています。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。