【エネルギー】に関する分野からの出題(その1)

今週もよろしくお願いします。
突然ですが、電車と汽車の違いはわかりますか?
よろしくお願いします!
電車は電気で動いて、汽車は蒸気で動きますッ!
ご名答!
常識ですね!
エコ以外のことも強いですねー。

【エネルギー】に関する分野からの出題(その1)

都市ガスなどから得られた水素を空気中の酸素と電気化学反応させて発電する装置で、エネルギー効率の高いシステムとは。

第 24 回過去問題第 3 問から出題
  1. ヒートポンプ
  2. 燃料電池
  3. インバーター
  4. スマートグリッド

解答 : 2燃料電池

水素を酸素と化学反応させ発電する装置の名前が問題でした。
はい。水素自動車とかですね。
そうです。
水素自動車のことを何と呼ぶかを考えると分かりやすいかもしれません。
燃料電池自動車!
欲しいのがあるんですよー。
買わないんですか?
排気ガスを出さないし、静かだし、いいことだらけですよ。
お高いじゃないですかー。
た、確かに…。

【エネルギー】に関する分野からの出題(その1)

都市ガスなどから得られた水素を空気中の酸素と電気化学反応させて発電する装置で、エネルギー効率の高いシステムとは。

第 24 回過去問題第 3 問から出題
  1. ヒートポンプ
  2. 燃料電池
  3. インバーター
  4. スマートグリッド

解答 : 2燃料電池

解説

燃料電池は、都市ガスなどから得られた水素を空気中の酸素と電気化学反応させて発電する装置です。発生する熱も温水として利用するなどエネルギー効率の高いシステムです。

現在、自動車用や産業用、家庭用で技術開発が進んでおり、携帯電話やパソコンなどモバイル機器の電源としても注目されています。燃料電池の最大のメリットと言っても過言ではないのが「環境に優しいこと」です。燃料電池は水素と酸素の化学反応を利用して発電を行うため、発電時に地球温暖化の原因となる「二酸化炭素」や、大気汚染の原因となる「窒素酸化物」などが発生しません。家庭向け燃料電池の普及も始まっています。

家庭向け燃料電池

光熱費の削減と停電時の発電が目的導入される家庭が増えています。

しかし、現状コストが高いことで普及しづらい状況です

ヒートポンプ

ヒートポンプは、使ったエネルギー以上の熱エネルギーを得ることができるため広く使われている技術です。

少ないエネルギーを使って、空気中などから熱を集め、大きな熱エネルギーに変えて利用します。

エアコンや冷蔵庫など非常に身近な電化製品や、最近ではエコキュートなどでも利用されている省エネ技術です。

インバーター

インバーターは、モーターの電源周波数を自在に変えることで、モーターの回転数を制御する装置です。

電気には、自宅のコンセントなどの交流と、乾電池の直流の2種類があります。交流はそのままでは電圧や周波数の変更ができないため、一度直流にしてから、周波数などを変更して、交流にするインバーターが必要になります。

スマートグリッド

スマートグリッドは次世代送電網と言われ、電力の流れを供給側・需要側の両方から制御し、最適化できる送電網のことです。

エネルギー需給の管理も行えるため、効率良く電力を利用することができます。

この問題の掲載は東京商工会議所の許可を得て掲載しています。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。