2017年9月1日 第48回放送 「今月から始まる、ミタデンの植物工場ショールーム」を分かり易く解説!

検索キーワードは「今月から始まる、ミタデンの植物工場ショールーム」

今回取り上げるニュースはこれ

(株)グリーンウインド、底面供給方式による水耕栽培、アジア展開へ。 – エキサイトニュース – エキサイトニュース

沖縄美ら島財団の子会社、株式会社グリーンウインドが、「底面給水式植物工場システム」を開発し、アジア展開を狙っている。底面給水方式による水耕栽培は、他の水耕栽培と違い植物の根っこごと収穫でき、冷蔵施設がなくても新鮮な野菜を流通させられるというメリットがある。その為、台風や気候条件で水の供給が安定的でない地域、インフラ整備が不十分な地域での農業に適している。
底面給水式の水耕栽培は、ウレタンなどの人工土壌を使い、そこに野菜を植え、プランターの底面を培養液で浸して水や養液を吸い上げるシステムだ。このシステムのメリットは、根っこ全体を培養液の中で成長させる従来の養液循環方式に比べて水の使用量が少なく、ポンプを使用する必要もないので生産コストを低く抑えることが出来ることだ。

水耕栽培の「植物工場」が開発され、アジアに広まっていくと言うニュースがありました。

今回は、今月からミタデンも始める「植物工場」についてご説明します。


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植物工場とは

特集 野菜をめぐる新しい動き 植物工場の可能性(1):農林水産省

植物工場という名前を聞いたことがありますか。
植物工場とは、施設内の温度、光、炭酸ガス、養液などの環境条件を自動制御装置で最適な状態に保ち、作物の播種、移植、収穫、出荷調整まで、周年計画的に一貫して行う生産システムのことです。
施設内での生産なので、天候に左右されることなく作物を周期的に安定供給でき、病害虫の被害を受けずにすむほか、高齢者や障がい者の方の雇用にもつながるなどの利点がある植物工場。

「植物工場」とは、工場のように施設内の環境を制御して、栽培を行い、生育状況などをモニタリングし計画的な栽培が行える施設です。

周りの環境に影響されない栽培が可能なので、災害時などにも強いです。

「植物工場」のメリットは大きく3つあります。


植物工場だと完全無農薬栽培が可能

新しい農業の形!! 植物工場の現状と将来とは? | 水耕栽培のことがなんでもわかる! 水耕栽培ナビ

完全無農薬栽培の実現

現在の農業は、きれいで形の良い野菜を作るために農薬が欠かせません。
しかし、農薬は有害な物質でありますから、それを散布する農家の方の体にも悪影響を与えます。
使わなればならないけれどできれば使いたくない…植物工場ならほぼ農薬を使わずに植物を育てることが可能です。
虫も病原菌も入り込めない完全に密封されたクリーンな空間を作ることができるからこそ、実現できたと言えるでしょう。

周りの環境に影響されないので、「植物工場」は完全無農薬栽培が可能です。

土壌、風などで入り込んでくる虫や細菌を、密封された空間で完全にシャットアウトできるからです。


光の当て方を変えることで光合成促進

植物工場の野菜、下からLEDの光を当てると老化抑制+光合成促進効果 | ニュース | 環境ビジネスオンライン

トリミング作業を減らし、収量もアップ
そこで、同研究では外側の葉にもLED照射を当てられるよう「上方照射」を設置したところ、外側の葉の老化を抑制する効果が見られた。最終的には廃棄率の低減と収穫量の増大につながった。

また、下方照射では光が外葉に届かないため、外葉の炭素収支が「マイナス」であっが、上方照射することによって外葉にも光が届くため、純光合成速度が「プラス」になった。上方照射法は外葉の老化を抑制するのみならず、外葉の純光合成速度を速め、外葉の成長をうながすことが実証された。この技術の導入により、出荷する際のトリミング作業(老化葉を取り除く作業)を削減することができ、時間と労力の節約になる。

自然光で栽培すると、上からしか光が差さず葉が重なっていると内側の葉まで光が届きません。

「植物工場」ですと、下からも光を当てることができるため光合成促進効果があります。

光を当てる場所を自由に変えられるのも「植物工場」だからこそです。


環境にも優しい植物工場

植物工場のメリット、デメリット、課題は? | トレンドピックアップ

資源が節約でき、環境に優しい

作物を栽培するのに必要な水の量は、人工光型植物工場では温室やハウスなどの施設で必要な量の約50分の1となります。これは栽培室で放出される水蒸気のほぼ全てを温度コントロールするエアコンの冷却面につく結露水として回収し、再利用できるからです。

また、使用する培養液は循環利用が可能でほとんど外部に排出することはありません。

生産地が限定されないので、設備が整っていれば都市近郊での生産や店舗に隣接しての生産も可能なため、生産地と消費地の距離が短くなり、輸送のためのエネルギー資源や梱包材などを節減することができます。

「植物工場」は、必要な時に、必要な量の水を使用するので、水の使用量がかなり減少できます。

さらに、培養液は「植物工場」内で循環できるため外に排出しません。

こんなにメリットがある「植物工場」ですが、最大の課題があります。


植物工場の課題

大企業が続々参入 植物工場は儲かるか | 企業戦略 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

ただし、野菜の生産コストは露地物より高い。植物工場産レタスの価格は1キログラム当たり1100~1500円(露地物は300~600円)。露地物に比べて電気代や空調代などがかさむうえ、一定の品質のものを効率よく大量生産する技術を確立し切れていないためだ。

たとえば、照明の位置で野菜の大きさにバラツキが出てしまう。最適な大きさのものを定期的に収穫するには、生育環境や品種の特性などを考えながら、栽培に適した環境やノウハウを見つけなければならない。

そもそも、光や、培養液の循環なども電気で動かしているので、土壌栽培より生産コストがかかります。

この課題が解決すれば「植物工場」が身近なものになりそうです。


植物工場の今後

新しい農業の形として注目!植物工場の将来性 | 農家・農業求人サイト【あぐりナビ】

植物工場には、新しい企業の参入が求められています。通常の土を使った農業ではなく水耕栽培なので、バイオ企業、光化学機械メーカー、建設企業など、さまざまな企業が植物工場に注目し、すでに参入している企業もいくつかあります。これから外部の企業の参入が増えればコストダウンも実現し、今後、ますます植物工場は日本の新しい農業として発展していくでしょう。

ミタデンも今月から「植物工場」のショールームを始めました!

太陽光のミタデンだから、植物本来の力を引き出すことで、画期的な「植物工場」をご提案できます。

実際に、ショールームを見に来てください。水素の蓄電池システムのデモ機も展示しています。

ミタデンの植物工場

鹿児島市宇宿2丁目4-23

今回の放送のまとめ

今、注目の「植物工場」。ミタデンにお任せいただくと革新的なシステムの「植物工場」をご提案できます。


広告「ミタデンの革新的な植物工場」に興味を持たれましたら、ミタデンにご連絡を!

ミタデンでは、これまで説明してきた「革新的な植物工場」を建設、販売しております。

既存の植物工場からの更新で収益性を高めるなどの提案も可能です。

お気軽にお問い合わせ下さい。


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