検索キーワードは「世界の常識!水リスクへの配慮。」
今回取り上げるニュースはこれ
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水リスクとは
「水リスク」とは、人が生活する上で不可欠な水に関する様々な問題のことです。
日本、世界でどのような現象が起きているのでしょうか。
【日本】ゲリラ豪雨
日本では、ゲリラ豪雨が発生する確率が増えています。ゲリラ豪雨で土砂崩れや洪水、農作物の被害が出てくることも「水リスク」です。
【世界】干ばつ
逆に、世界の「水リスク」は干ばつが深刻です。
水利用可能量とは
地球は「水の惑星」と言われていますが、97.5%は塩水でそれ以外の2.5%しか淡水はなく、淡水の大半は南極北極の氷河で、飲料、農業、工業に使用できる水は、1%以下と言われています。
水が豊富な地球でも、人が使用できる水は少ないということを意識すると、「水リスク」に備えられると思います。
今後の水使用量予想
2050年には、世界的な人口増加と工業化で水の使用量が55%増加すると予想されています。将来の、「水リスク」は深刻です。
さらに、日本は水を大量に輸入していることを知っていましたか?
日本は水の輸入大国
日本は食料自給率が低い国です。食料の60%を輸入しています。その輸入している食料を、育てるためや加工するために、もっと大量の水が使われています。
このことも考えると日本もしっかりと「水リスク」のことを考えないといけません。
工場の水使用量を減らす動き
世界的な「水リスク」のために水の使用量を減らす動きが活発化しています。
工場での水利用の効率化を工場させることで、使用量を減らす企業が増えています。
水リスクの企業戦略
将来は、「水リスク」への対応力が、世界的に大切になると予想されています。
人の生活に欠かせない水。「水リスク」への配慮は世界の常識になりつつあります。
毎年8月下旬にストックホルムで開催されている「ワールド・ウォーター・ウィーク」をチェックしてみましょう。
今回の放送のまとめ
限りある資源、水。人にも地球にも不可欠な水を大切にしましょう。
日本で暮らしているとなかなか耳にすることが少ないかもしれませんが、近年、世界中で注目されている「水リスク」についてご説明します。