ミタデンの「なるほど!そうだったのか!」
検索キーワードは「ポテンシャルの高い小型風力発電」
今回取り上げるニュースはこれ
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そもそも風力発電とは?
風力発電とは、その名の通り風の力で発電する発電システムです。
その中でも、「小型風力発電」とは、どのようなものなのでしょうか?
小型風力発電の特徴
「小型風力発電」は、風車の直径が16m以下のものを指します。
小型なので、容易に、比較的身近なところに設置可能な風力発電です。
なぜ今、「小型風力発電」に注目が集まっているのでしょう。
小型風力発電のメリット
なんと風力発電で発電された電力の売電価格は、太陽光発電のそれの倍以上になっています。
このことが、「小型風力発電」が注目されている大きな要因です。
しかし、太陽光発電のソーラーパネルほど、風力発電の風車を見かけないと思います。「小型風力発電」が広まらない理由があります。
小型風力発電の設置に向いてる場所
そもそも風が吹いていないと「小型風力発電」は発電できませんから、風が効率的に風車に当たる場所に設置しないといけません。
そのため、高地や海沿いなど設置に適した場所が限られます。
「小型風力発電」だと多少は設置できる場所は広域になりますが、場所が限られていることに変わりはありません。
小型風力発電にかかる費用
「小型風力発電」は、強風を受けても支柱が倒れないようにしたり、風車の羽根や結合部分など負荷がかかりやすいところのメンテナンスなどの、費用がかさむことも普及しない要因になっています。
発電量が安定しない時もある
風は、常に吹いているとは限りません。
風が止んでいる時、さらに台風などの災害時も「小型風力発電」は発電できません。
このように様々な問題がある風力発電も、「小型風力発電」だと比較的容易に設置できるため企業などの設置が進んでいます。
小型風力発電が身近なものに
「小型風力発電」を、売電以外の使い方で運用している事例もあります。
災害時の生活インフラとしても期待できます。
容易に設置できるため、自宅の横に「小型風力発電」という時代もそう遠くないかもしれません。
今回の放送のまとめ
容易に設置可能な「小型風力発電」の導入を検討してみては。
「小型風力発電」の申し込み件数が増加しているというニュースが発表されました。
現時点では、再生可能エネルギーの中では、ミタデンでお馴染みの太陽光発電が主力ですが、これからなぜ風力発電、特に「小型風力発電」に注目されているのでしょうか?