ミタデンの「なるほど!そうだったのか!」
検索キーワードは「スマートグリッドで電力需要増大に対応」
今回取り上げるニュースはこれ
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スマートグリッドとは
簡単に言うと、「スマート」=賢い、「グリッド」=電力網、電柱電線。「スマートグリッド」は賢い電線のことです。
なぜ「スマートグリッド」に注目が集まっているかというと。
無駄が少なく緊急時にも強いスマートグリッド
もともとの電線は安定供給のために電力使用量が高い時を基準として、電気を送っています。 電力不足になりづらいのですが、この方法だと無駄が多くなってしまいます。
そのため電気を必要とする側と、電気を供給する側をネットワークで結び、効率よく電気を供給できる「スマートグリッド」に注目が集まっています。
無駄の少ない「スマートグリッド」は、日本よりアメリカで必要とされています。
増大する電力需要のためのスマートグリッド
日本よりも広大な土地を持ち電線も多いアメリカでは、2000年頃から「スマートグリッド」の検討が始まっています。
しかし、「スマートグリッド」の実用化には至っていません。なぜなら「スマートグリッド」には、欠点があるのです。
スマートグリッドのセキュリティ
「スマートグリッド」は電気の送り元と送り先をデータ通信で結びます。その通信システム上での不正操作やウィルス感染などのセキュリティ対策が万全とは言い難いのが現状です。
もし感染してしまったら、電気が通じているところ全てが被害を受けてしまいます。
スマートグリッドのこれから
国を挙げて電力に関するセキュリティを強化する流れになっています。
「スマートグリッド」はこれから増大が予想される電力需要には必要な技術だと判断されているのでしょう。
今回の放送のまとめ
課題は大きいが少しでも早い「スマートグリッド」の実用化が望まれています
これからの電力需要増大の切り札になるのが、「スマートグリッド」。
どういう意味なのかというと、名前そのままの意味です。 今回は「スマートグリッド」についてご説明します。