【資源】に関する分野からの出題(その20)

今週から磯海水浴場からお届けします!
松下さんよろしくお願いいたします!
よろしくお願いしますー。
実際に、海に砂浜に来てみましたが、いかがですか?
悲しいですが、ペットボトルや紙パックなどごみはありますね…。
持ち帰らないといけませんよね。
もちろんです!
ペットボトルなどのプラスチックごみは
海の中や海面で劣化したりして
細かく砕けてしまうことがありますね。
マイクロプラスチックですね!
お!さすがですね!

【資源】に関する分野からの出題(その20)

今世界的に問題となっているマイクロプラスチックですが、日本近海の海水中に含まれるマイクロプラスチックの平均密度は、世界平均に比べて低く、汚染の進行はそれほど懸念されていないものである。

オリジナル問題

解答 : 2

日本近海の海水中に含まれるマイクロプラスチックは
世界平均に比べてかなり多いといわれています。
実際にペットボトルごみがありますからね…
世界平均の27倍といわれています。
ん?27倍?
そんなにですかー。
一度、マイクロプラスチックになってしまったごみを回収することは難しいです。
そうですよね。小さいプラスチックを広大な海から回収することは…。
マイクロプラスチックは食物連鎖で人にまで影響が出やすい問題です。
そうですよね。
さらに、マイクロプラスチックは困った特徴もあるのです。
えー、まだあるんですか。

【資源】に関する分野からの出題(その20)

今世界的に問題となっているマイクロプラスチックですが、日本近海の海水中に含まれるマイクロプラスチックの平均密度は、世界平均に比べて低く、汚染の進行はそれほど懸念されていないものである。

オリジナル問題

解答 : 2

解説

プラスチックが細かく砕けたマイクロプラスチックが海や川に増えています。さらに、日本周辺の海に漂う量は、世界平均の27倍といわれています。

海洋の汚染

海洋は、船舶事故による油汚染、富栄養化による赤潮の発生、化学物質などの有害物質の生態系や人体への影響、漂流ごみやそれが細粒となったマイクロプラスチックによる汚染など、人間活動によるさまざまな影響を受けています。

バラスト水

船舶の安定性を保つために、積載物が軽い場合に代わりにタンクに積み込む水のことです。荷物を積載する前に排出されるため、中に含まれる生物が外来種として生態系に与える影響が指摘されています。
基準値を超えるバラスト水の排出禁止などを定めた船舶バラスト水規制管理条約が2004年に採択され、2017年に発効予定です。

食物連鎖

食物連鎖は大きく捕食系、腐食系、分解系に分けて考えられます。捕食系では、捕食、被食、寄生関係によって、栄養段階の上位の生物に物質・エネルギーが供給されます。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。