【資源】に関する分野からの出題(その8)

今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします!
さて、松下さん、
道の駅などで地元の食材を買ったことありますか?
買いますよ。
暖かくなっていろいろなお野菜が美味しくなってきてますよー。
そうですよね。季節ごとの旬を感じられますよね。
そうです!旬の時期に旬のものを食べる。
最っ高ですよ!
地産地消に貢献していますね。
エッヘン!

【資源】に関する分野からの出題(その8)

「食品の重さ(t)」×「生産地と消費地の移動距離(Km)」の指標として最も適切なものはどれか。

第 22 回過去問題第 7 問から出題
  1. フードバンク
  2. ライフサイクルアセスメント
  3. フードマイレージ

解答 : 3フードマイレージ

フードマイレージって言葉はご存知ですか?
フードマイレージ?フードのマイレージ。
(マイレージはポイントのことだったはず…)
日本のフードマイレージは世界一と言われています。
世界一のポイント!いいですね。
ノー!良くないんですよ!
およ。
フードマイレージが多い方が環境への負荷が大きくなります。
わー!ダメじゃないですか。
そうです。そのためにも地産地消です。
大得意です!

【資源】に関する分野からの出題(その8)

「食品の重さ(t)」×「生産地と消費地の移動距離(Km)」の指標として最も適切なものはどれか。

第 22 回過去問題第 7 問から出題
  1. フードバンク
  2. ライフサイクルアセスメント
  3. フードマイレージ

解答 : 3フードマイレージ

解説

フードマイレージとは、生産地と消費地が離れていると、輸送にかかるエネルギーが多く必要となり、地球環境に負荷を与えるという概念のことです。
イギリスで生まれ、日本では農林水産省が導入し、大地を守る会が積極的に取り組んでいます。

フードバンク

食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り、福祉施設等へ無料で提供する団体・活動のことです。まだ食べられるにもかかわらず、廃棄されてしまう食品ロスを削減するための取り組みです。

ライフサイクルアセスメント

製品ライフサイクルの各工程におけるインプットデータ(エネルギーや天然資源の投入量など)、アウトプットデータ(環境へ排出される環境汚染物質の量など)を科学的・定量的に収集・分析し、環境への影響を評価するものです。

カーボン・フットプリント

製品のライフサイクル全体を通して排出された温室効果ガスをCO2の量に換算して製品などにラベルで表示し、消費者に対して製品の環境負荷を「見える化」する仕組みです。製品ライフサイクル全体のCO2排出量の算出にライフサイクルアセスメントの手法が利用されています。

カーボン・オフセット

日常生活や経済活動の中で生じる温室効果ガスのうち、自らの努力で削減できない分を、その量に見合った温室効果ガス削減活動への投資などにより埋めあわせるという制度です。この制度の温室効果ガスの算出に、ライフサイクルアセスメントの手法が利用されています。

この問題の掲載は東京商工会議所の許可を得て掲載しています。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。