【資源】に関する分野からの出題(その6)

今週もよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
さて、松下さん。ごはん派ですか?パン派?
私はパンですかね。もちろんごはんも好きですよ。
最近では、シリアルも食べますね。朝はシリ…。
はい!わ、わかりました。
パンもシリアルも、原材料は国産ではないものが多いですね。
確かに、そうですね。小麦粉やコーンは外国産が多いと思います。
そこで問題です。日本の食料自給率はどのくらいでしょうか?
カロリーベース自給率ですか?重量ベース自給率、生産額ベース自給率のどれですか?
お!素晴らしいですね。
今回はカロリーベースでお願いします。

【資源】に関する分野からの出題(その6)

日本の食料自給率(カロリーベース)として最も適切なものを下記から選びなさい。

第 22 回過去問題第 7 問から出題
  1. 約 80%
  2. 約 60%
  3. 約 40%

解答 : 3約 40%

日本のカロリーベースの食料自給率は約40%です。
わお!低いですね。
え?食料自給率の計算方法は知っていたのに…。
そういうこともありますよ!
そんなもんですか。
北海道の食料自給率は 200%なんですけどね。
200%!すごいですね。それでも日本全体では 40%ですか。
全体で計算するとそうなってしまいます。東京は1%です。
1%!ゼロじゃなくてよかったですね。大都会東京。
頑張りましょう!

【資源】に関する分野からの出題(その6)

日本の食料自給率(カロリーベース)として最も適切なものを下記から選びなさい。

第 22 回過去問題第 7 問から出題
  1. 約 80%
  2. 約 60%
  3. 約 40%

解答 : 3約 40%

解説

日本の食料自給率はカロリーベースで約40%と、先進諸国の中で最も低く、国際的な政治や経済などに大きく影響されます。国内の食料自給率は、200%の北海道から1%の東京まで都道府県ごとに大きく異なっています。日本の農業や漁業は、生産地の急激な過疎化による従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の増加など多くの課題を抱えています。

食料自給率

国民が消費する食料のうち、国内産でまかなうことのできる割合のことです。
計算方法には、重量ベース自給率、カロリーベース総合食料自給率、生産額ベース総合食料自給率があります。

地産地消

「地元制作・地元消費」を略した言葉です。その地域で採れた農産物や水産物を、その地域で消費することです。
地元の食材を利用することで、輸送の負荷やコストが削減され、輸送により排出される二酸化炭素の量を削減できます。食文化への理解促進や地域経済の活性化にもつながります。

旬産旬消

旬の食材を旬の時期に食べることを言い、ハウスを用いず生産することでエネルギーを減らすことができ、栄養価も高いと言われています。

フードマイレージ

生産地と消費地が離れていると、輸送にかかるエネルギーが多く必要となり、地球環境に負荷を与えるという概念のことです。
イギリスで生まれ、日本では農林水産省が導入し、大地を守る会が積極的に取り組んでいます。

この問題の掲載は東京商工会議所の許可を得て掲載しています。

今日も一つ、環境に関する知識が増えましたね。