検索キーワードは「今後も徹底したアスベスト対策に期待」
今回取り上げるニュースはこれ
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アスベストとは
そもそも「アスベスト」とは、鉱物です。
鉱物なのですが、繊維状になっているのが、「アスベスト」です。
アスベストの輸入量は
日本の「アスベスト」輸入量は、世界的にも非常に多かったようです。
なぜこんなにたくさんの「アスベスト」を輸入したのでしょうか。
アスベストの特性は?
「アスベスト」は繊維状の鉱物です。綿のように軽く柔らかいのですが、鉱物なので、火にも音にも強く、耐火性防音性に優れています。
このように優れた特徴から、「アスベスト」は「夢の材料」と言われ多用されていました。しかし…。
アスベストの法的規制の始まり
以前から「アスベスト」を取り扱う労働者に、健康面で影響が出ていることは知られていました。
70年代に入ってからようやく発がん性物質であると世界的に認められました。
では、「アスベスト」は、なぜ肺がんを引き起こすのでしょうか?
アスベスト被害について
「アスベスト」は非常に細い繊維状の鉱物です。そのため空気中に放出されると消滅せずに、長時間浮遊します。
この繊維状の「アスベスト」を吸い込んでしまうと、肺胞まで到達して、くっついてしまいます。
長期の潜伏期間を経て何らかの症状を引き起こされる可能性が高くなります。
アスベストは夢の素材から使用禁止物質に
「アスベスト」は軽く柔らかく、耐火性防音に優れて非常にたくさん使用されてきましたが、人体に影響を与えることがわかり、使用禁止になりました。
まだまだ「アスベスト」が使われた施設は多くあります。それらはどのような対策を取っているのでしょうか。
「アスベスト問題への取り組み」学校施設
学校施設の建設時に多くの「アスベスト」が使用されていました。
「アスベスト」除去の工事が行えるよう、補助金が用意され「アスベスト」対策工事をすすめています。
「アスベスト問題への取り組み」解体現場
一番「アスベスト」被害が大きい解体現場などは、事前に建物の「アスベスト」の有無を調査し、それを解体時に提示することが義務付けられています。
さらに近隣への説明を行わなければならないなどの、「アスベスト」対策がとられています。
今回の放送のまとめ
リサイクル可能な循環型社会形成のために、材料からしっかり選びましょう
阪神大震災の「アスベスト」被害者の遺族が、熊本地震で倒壊した建物の解体現場の方々へ注意喚起を訴えています。
大きな問題として話題になった「アスベスト」についてご説明します。